【2020年】Web系エンジニアのリアルな年収、転職事情

近年、SIerやSES以外の職種が人気です。特にいわゆるWeb系と言われる事業は未経験エンジニアからは勿論、エンジニアの中途転職先としても人気があります。

 

でも、実際にWebエンジニアの年収って一般的にどれくらいなのでしょうか…?今回は実際にWebエンジニアに絞って、年収や働き方などをご紹介します。

 

対象

  • これから未経験エンジニアとして就職活動をされる方
  • エンジニア中途転職活動予定の方

 

結論:Webエンジニア平均年収は低い

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結論から言うと、Webエンジニアと呼ばれる職種の平均年収はその他と比べるとあまり高くはありません。未経験エンジニアであれば300万円前後、エンジニア歴3,4年の中途転職でも4 ~ 500万円が平均です。(中央値とは異なるのでご注意ください!)

まずWeb系事業の定義とは

  • Webアプリケーション、スマホアプリなどを扱う事業
  • 受託開発ではなく、自社で開発を行っている

です。人によっては、LaravelやRuby on Railsなどのモダンな技術(=優れているというわけではないですが…)を使っているという定義も含まれたりします。

 

そして、これらの事業を行う運営会社の多くはスタートアップや社員数が数十人程度の小規模会社が多いのも特徴です。さらに、toCのビジネスを行っていたりするところも特徴ですね。

 

SIerやSESとの違い

SIerにはWebアプリケーション以外のシステム全般が開発対象に含まれます。例えばクライアントの社内で使うコミュニケーションツールだったり、組み込み系と呼ばれる特定のハードウェア内で動作するシステムを扱ったりします。

もちろんSIerとして働く中で、Webアプリケーションの開発に携わるケースもあります。しかしそれはかなりレアケースで、実際には設計フェーズ(上流工程)だけということもしばしば…。

 

一方、SESとの違いは明確で、SESはクライアントの現場に派遣されてエンジニアとして働きます。開発、設計、保守などかなりバラバラです。またクライアントの業種もランダムなので、「toCのスマホアプリ開発したい!」としてもSES運営会社の方針上100%無理ということも少なくありません。これが「案件ガチャ」と揶揄される理由です。

 

Web系はなぜ年収が低い?

はじめに言い訳をすると、「比較的平均年収が低い」というだけで、もちろん会社やポジションによっては非常に高いケースもあります。

 

理由は「SIerやSESなどに比べると事業が稼ぎにくい」の一点です。まずSESは安定して利益を出しやすい事業です。エンジニアが不足している昨今では、30万円で人を雇って、実際に派遣するときは90万円なんてこともザラにあります…。なので社員にその分給料を出しやすい。

また、SIerもクライアントが中小企業や大手企業(またその子会社)で、かつ中長期で契約してくれるため、一点安定して営業利益をあげることができます。

 

一方、Web系の事業会社はそうではありません。Webサービスやスマホアプリはいまや”群雄割拠”でサービスをリリースしても利益は僅か、ということが少なくありません。その中でもtoCのサービスは利益率が低い傾向にあります。SaaSのビジネスは比較的利益率が高い傾向にあり、その点エンジニアの条件はよかったりします。

 

なぜWebエンジニアは人気なのか?

では、そんなWebエンジニアがなぜ人気なのでしょうか?それは、その環境と扱うサービスにあると思っています。

 

例えば、一方は中小企業の組み込み系エンジニア、もう一つはたまにCMでも聞いたことがあるWebアプリケーションのエンジニア。何も知らない状態だと後者の方がやはり魅力的に思えてしまうのは無理もありません…。

 

さらに、SIerやSESはクライアントとの関係もあり、開発に集中できないケースもあります。特にSESは「案件ガチャ」と呼ばれるだけあって、開発できる現場をやっていたと思ったら、いきなり来月からExcel職人…なんてこともあります。その点Web系事業では基本的に扱うサービスは大きく変わらず、また常に開発や保守フェーズであることが多いのも特徴です。

 

また、「音楽聴きながら私服でコードをかける」みたいな環境に憧れる方が多いのも理解はできます。笑

 

Webエンジニアを目指すべき人

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私は基本的にその人にあう環境であれば、Web系・SIer・SESどれも魅力的だと思っています。結果的には「あなたが何をしたいのか、何を重視するのか?」だと思っています。

 

Web系に入ったからといって、必ずしも良い職場であるとは限りません。SESだからといって、毎日Excelと戦って、クライアントからイビられて…みたいなこともありません。

 

そんな中でWeb系を目指すべき人のケースとしては

  • 特定のサービス、事業領域に思い入れがある人
  • 年収は多少低くても構わない人
  • その会社の扱う言語や技術領域に特化して強くなりたい人

だと思います。

 

転職に失敗してしまう人

一方で、Webエンジニアとして入ったは良いものの「何か違うな…」と思う人も結構な割合でいます。その人の多くが

  • そもそもやりたいサービスではない
  • 入社前にその会社の”エンジニアと”しっかり会話していない
  • 収入面で不満を感じる

というケースが多いように思います。

 

特にWebエンジニアとして入社する会社では多くても2,3くらいのサービスを事業展開していて、それらに合わないからといって他に行くと言うこともできません。可能とすれば、違うフェーズ、テストエンジニアになる、とかくらい。そんな中で、そもそもやりたいサービスや事業とマッチしないというのは地獄でしかありません…。

 

さらに、環境が変わらないということは働くメンバーも基本的に一定です。組織にも合う/合わないがあります。人事やマネージャーだけでなく、エンジニアメンバーの方とも会話させていただくよう要望することで、「本当に自分はそこでやっていけるのか?」ということを確認できると思います。

 

まとめ

これからWebエンジニアを目指す、という方はこれまで説明した「メリット・デメリット」をしっかり確認してから転職活動をされることをおすすめします。

 

実際に、Web系の事業を何年かやっている中で感じることは「その会社、サービス、技術が好きであれば最高!」という感じです。周りを見るともう少し条件が良ければ…とも思います。笑

 

是非転職サービスや、プログラミングスクールの方にも相談しながら、最高のエンジニア転職を進めてください!

 

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