【2019年最新版】世界のエンジニアを知るための7つのランキング!

今回はStackOverflowにて実施された、Developer Survey Resultsをもとに世界のエンジニア・技術・仕事について解説していきます!これを読めば、日本以外でどんな技術が流行っているのかを把握することができます。

ちなみに本記事はStackoverflowの統計データを元に執筆しており、詳細については元記事を御覧ください!

元記事はコチラ>>>

補足
こちらより調査実施元へ問い合わせをし、一部翻訳を許可いただき、本記事を執筆させていただいております。引用元を明記のうえ、引用・転載いただきますようお願いいたします。

前段:調査対象について

まずはじめに、エンジニアの属性について解説します。そもそもこの統計が対象としているのは、アメリカを初めとした欧米諸国が9割以上です。そのため、日本とはトレンドが異なる場合があります。しかし、世界中でどんなエンジニアが活躍しているのか?についてはこの統計が詳しいかと思います。

簡単にエンジニアの属性をまとめます!

  • アメリカ11%、カナダ10%、イギリスなどのEU諸国がそれぞれ5~10%程度
  • 年齢は20~24歳が21%、25~29歳が27%で最も多く、30~34歳が19%となった
  • 社会人:75%、学生:25%
  • 学歴は学士号以上が75%以上
  • コンピュータ・サイエンス専攻が62%、情報システムやWeb開発専攻がそれぞれ10%弱

1) 世界のエンジニアは何をみているのか?

1位はRedditというサービスです。日本ではあまり馴染みがありませんが、英語圏の国ではTwitterやYoutubeを凌ぐ勢いでユーザ数が伸びています。様々なジャンルのテキストや画像、動画などが投稿されており、日本で言うところのTwitterに近いイメージです。

もちろんプライベートで見ている方が多いとは思いますが、プログラミングや技術、ビジネスに関する投稿も多く、世界のトレンドを追うためにもRedditをチェックしてみると良いでしょう!

2) 今年最も影響を受けたひとは?

interview-image

1位はイーロン・マスク。2位はジェフ・ベゾス、そして3位はサティヤ・ナデッラでした。

3位のサティヤ・ナデッラはあまり日本では知られていませんが、マイクロソフトのCEOであり、いま同社を改革を先導する人物です。情報科学の博士号を取得していたことから、技術に関する洞察も鋭いことから、エンジニアからの注目を集めています。

3) 最も人気のある技術

そして、おそらく皆さんが最も気になるのはこちらのランキングでしょう。詳しくみていきます。

  • 1位:JavaScript
  • 2位:HTML/CSS
  • 3位:SQL
  • 4位:Python
  • 5位:Java
  • 6位:Bash/Shell/PowerShell
  • 7位:C#
  • 8位:TypeScript
  • 9位:C
  • 10位:Ruby

この中でも昨年と比べて大きく数を伸ばしているのはPythonでした。昨年はC#とPHPを抜いたPythonがついに、今年はJavaを抜いたかたちとなります。

このランキングをみると、実際にサービス開発においてよく使われる順になっていると感じました。Rubyは日本ではコミュニティが活発ですが、世界をみるとそこまで熱量が高くないのが現状です。海外で働きたい!という夢があるなら、Ruby以外にもランキングにのっている言語を学習するといいと思います。

特に個人的にはTypeScript(TS)は今年以降、導入する現場が増えていくように思います。プログラミング学習中の方がフロントエンドを学ぶ際にはReact / Vue + TSというのが鉄板になるので、覚えておいて損はないです!

4) 人気のフレームワーク

続いてはフレームワークについてのランキングです。

  • 1位:jQuery
  • 2位:React.js
  • 3位:Angular
  • 4位:ASP.NET
  • 5位:Express
  • 6位:Spring
  • 7位:Vue.js
  • 8位:Django
  • 9位:Flask
  • 10位:Laravel

日本で人気のRuby on Railsは11位で、Laravelよりも下位となりました。このランキングをみると、やはり依然としてjQueryは世界でも人気ですが、Angularを抜いてReact.jsの人気が高まりました。今後はReactを採用する企業が増えていきそうですね。

ちなみに、ReactやVueは原理主義者からするとフレームワークじゃないみたいな意見もありそうですが、一旦おいておきます。笑

(脱線) その他のランキング1位たち

ここで一休み。大きなトピックとしてとりあげませんが、その他ランキングでTOP1に輝いた技術をピックアップしました。

  • DBはMySQLが54%
  • プラットフォームはLinuxが53%
  • その他フレームワークではNode.jsが49%

その他のフレームワークのなかではディープラーニングに用いるフレームワークについても調査され、それによればTensorFlowがTorchやPyTorchを超えて最も人気の高かったとのことです。

5) 人気のエディタ・開発環境

  • 1位:VS code
  • 2位:Visual Studio
  • 3位:Notepad ++
  • 4位:Intelli J
  • 5位:Vim

VScodeが全体の50%以上で1位。こちらのランキングの他にもAtomが13%で10位、Ruby Mineが1.4%で17位でした。Vimが思ったほど使われていないことに驚きました!ただし、VScodeでVimキーバインドしている人も多そうな気がします。

6) 世界中で最も給料の高い言語

point
  • 1位:Clojure:900万円〜
  • 2位:F#:800万円〜
  • 3位:Go:800万円〜
  • 4位:Scala:780万円〜
  • 5位:Elixir:760万円〜
  • 6位:Ruby:750万円〜
  • 7位:WebAssembly:730万円〜
  • 8位:Rust:720万円〜
  • 9位:Erlang:710万円〜
  • 10位:Bash/Shell/PowerShell:690万円〜

アメリカの平均年収が700万円であることから考慮して、1~10位の言語はいま価値のある言語といえそうです。意外なことにRubyがランクインしていて、日本人としては嬉しいですね!ちなみにアメリカ単体でみると、Scalaが最も給与の高い言語とのことでした。

しかし、こうしたランキングはあくまで指標です。実際にこれらの言語を使っているから年収が高い、というわけではないケースも多いです。元々年収の高い、あるいは利益を生んでいる企業や組織で使われる言語がXXだったということもあります。なので、これらの言語を学んだからといって、即座に年収アップ!とはならないので気をつけましょう。

それでも、日本でもGoやScalaなどはここ数年人気がある言語ですよね。Rubyをある程度書いた経験がある方は、次のサーバサイド言語としてこれらを検討するのもいいかもしれません。

7) 職種別の年収

  • 1位:エンジニア マネージャー:950万円〜
  • 2位:SRE :850万円〜
  • 3位:DevOps:710万円〜
  • 4位:データエンジニア:660万円〜
  • 5位:データサイエンティスト・機械学習エンジニア:610万円〜

職種別でいうと、マネージャーやSRE(Site Reliability Engineering)、DevOpsのポジションが上位を占めました。設計書を元にコードを書くエンジニアは「ジュニア」ポジションのため、比較的年収は低いのが現状です。このランキングでいえば、フロントエンドエンジニアやアプリエンジニアは15位以下で、それぞれ500万円前後にとどまっています。

エンジニアといってもコードを書くばかりではなく、マネジメントやDevOpsの分野に特化することで個人の市場価値を上げることができる、ということがこのランキングからもみてとれます。

 

実際にシリコンバレーやその他アメリカの最先端のIT企業の話をすると、コア開発を行う人材と、設計を元に組み立てる人材とでは年収が1.5~2倍ほど違うと言われています。ただし前者は幼い頃からプログラミングをしてきた「天才」や、学生時代にコンピュータサイエンスを研究していたような「秀才」ばかりです。もしそこへ追いつこうとするなら、並大抵の努力では難しいことがわかります。

しかし、中小企業以上の規模であれば、上記のようなポジションでも高い評価を受けることができます。日本ではSIerがこのポジションにいることが多いのですが、近年こうしたポジションの募集も増えています。是非新しい環境を探して見てください。

 

人気記事【未経験あり】いまWEBエンジニアに人気転職サイト4選

人気記事【2019年最新版】Twitterで評価の高いスクール5選